曹洞宗 常圓山 皎月院

皎月院TOP > 皎月院副住職 亨龍日記

仏さま

2022.10.21

迦楼羅

迦楼羅王

八部衆の一人であり

八部衆とは「天竜八部衆」、「龍神八部衆」とも言われ

八種の天部のことをいいます

阿修羅もその一人です

千手観音やお釈迦さまの眷属にもなっている八部衆ですが

お釈迦さまの十大弟子とともに

お釈迦さまの周りで説法を聴き

お釈迦さまが亡くなられた(涅槃)時にも登場されています

古代サンスクリット語ではガルダやガルーダ

それを音写して迦楼羅

 

インドの神話にある

神鳥ガルーダに由来している迦楼羅

仏教に取り入れられ

巨大鳥で鳥類の王ともされ人身に翼をはやした異形の神である

雲を呼び嵐を起こす悪竜を常食するようで

止雨避雷、除災延命の利益をもつともされてます

旅行

2022.10.20

披露宴

最近ブログをご無沙汰しておりました

10月10日のスポーツの日

新潟県長岡市まで行ってまいりました

曹洞宗梅花流詠讃歌20期養成所で一緒であった後輩ですが

彼は4兄弟の次男ですが

兄は私の修行時代の後輩であり

三、四男は弟がお世話になったりしたりと

今回の披露宴もコロナ禍により2度の延期となっておりました

その間にはお二人のお子様が誕生される喜びがありましたが

逆に残念ながら不幸もありました

そんなに想いでの披露宴

とても素晴らしい宴でした

改めまして

おめでとうございます

 

仏さま

2022.10.05

達磨忌2

達磨大師は

生まれつきその気質は立派であり

徳をもって国政を預かるにふさわしい人でもありました

達磨大和尚さまの逸話は多々あります

例えば

3兄弟に対して

般若多羅大和尚さまが(達磨大和尚さまの師匠となる方)質問をされました

「この世の中で、このような高価な宝珠より優れたものがあるか」と

兄弟の上2人は

「この宝珠が最も尊いものである」と答えられましたが

達磨大和尚さまは

「宝の中で最も尊い宝とは仏法です。般若多羅大和尚さまと同じように私たちも大いなる道のさとりがあれば心が宝となり、心の徳がそなわり最も尊い宝となりましょう」と答えられました

(これは瑩山禅師さまが書き残された書物「伝光録」に記されております)

菩提多羅とされる菩提達磨大和尚さまは

父亡き後

坐禅をされること7日後

般若多羅大和尚のもとで出家をされお弟子になられました

達磨とは真理そのものという意味でもあります

 

 

仏さま

2022.10.03

達磨忌

10月5日は達磨忌(だるまき)御命日です

達磨とは

子供の頃に良く遊んだ「だるまさんがころんだ」や

赤いダルマのモチーフになっている

あの達磨さんのことです

私たちは

震旦初祖円覚大師菩提達磨大和尚と呼んだりします

達磨大師の呼び名はいろいろありまして

震旦とは中国のことを言い

振旦、真丹、神丹とも書くこともあるようです

また初祖とは

(私どもの曹洞宗、禅宗の歴代の祖師であり

お釈迦さまより28代目が達磨大和尚である。更に脈々と継承され道元禅師さまは51代目となります)

禅の教えをインドから中国へと伝えたことにより

中国禅宗の初祖、東土の初祖という意味でもあります

円覚大師の諡(おくりな)は唐の代宗によるものといいます

菩提達磨大和尚さまも南天太子である

南天竺(南インド)の香司国の第3王子として

お産まれになり

菩提多羅(ぼだいたら)と呼ばれておりました

ちなみに

長男は月浄多羅、次男は功徳多羅です

 

曹洞宗

2022.09.29

御征忌

御征忌(ごしょうき)

大本山永平寺では

23日より29日まで

(9月29日が御命日である)

高祖承陽大師(道元禅師)さまを敬い

法要を日々厳修しております

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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